みつばち百花プロジェクト 活動拠点

くにたち蜜源ガーデン

ミツバチがつなぐ夢

国立市のNPO法人くにたち富士見台人間環境キーステーション(KF)主催で、みつばち百花のアレンジによる8 回連続講座(2010 年7 月から開始)の「ミツバチがつなぐ夢」が2011 年2月に開催しました。

この連続講座は、昨春に国立の市民養蜂家を増やして、ハチミツを軸にしたまちづくりを考えたいという相談を同団体の事務局からいただいたことがきっかけで始まりました。都内でも自然が残っている地域の一つである国立市ですが、ミツバチに元気にハチミツを生産してもらうために、まずはミツバチを知り、地域の自然を捉えなおしてみましょうと提案し、次のような講座を実施しました。
❶身近な事例と蜜源カレンダーづくり
❷ミツバチの生態について
❸蜜源植物を探そう!ハニーウォーク
❹国立の養蜂家の農場にて
❺ 1 日ハチミツソムリエ体験
❻蜜蝋のクリスマスキャンドルづくり
 ❼養蜂の課題  ミツバチを飼うってどういうこと?
❽養蜂の可能性と地域の環境

入口はハチミツだったけれど、回を重ねるごとに自然との多様な関係性に気付かされた方が多かったようです。

「ミツバチがどんなふうに人をつなげていくのか期待してはいましたが、想像以上に枝葉がのびて、根っこはどんどん深くて、 いまさらながらに、ミツバチ宇宙の広がりにびっくりです」とKFのみなさん。
参加者は、延べ250 名以上。参加された方から、さまざまなつながりが生まれ、花を増やしたり、養蜂をサポートしながら、地域の自然と暮らしのあり方を考えて、行動していくミツバチサポーターズが誕生しました。

以来、KFと連携しながら、2011年5月にはハニーウォークを開催、

 

 

 

 

 

6月には、市内の農地に蜜源植物のヒマワリやコスモスの種を蒔く「ミツバチと一緒に花畑をつくろう!」イベントを開催しました。

 

 

 

 

RIMG00962012年からは、この同じ場所の350坪のスペースで「くにたち蜜源ガーデン」づくりに、KF、地主さん、養蜂家とともに取り組んでいます。

みつばち百花は、このガーデンで実際にミツバチが訪れるかどうかを検証し、その結果をブログで随時情報発信をしています。また、「みつばち来てたよ、大調査」や、このサイトの蜜源・花粉源データベースにも、情報をアップしています。
今年(2014年)でガーデンづくりは4年目となり、100種類ほどの花を植えたことになります。

まさに「ミツバチがつなぐ夢」が一歩ずつ実現しつつあります。詳細は、みつばち百花ブログのみつばち百花PT@国立などをご覧ください。

 

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